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世に棲む日々 [家族]

昨年の今頃は、家内のお義母さんが大動脈瘤破裂で入院し
大騒ぎしていました。あれから、1年です。
無事に命はとり止め、今は元気に生活しています。

家内は、午後から実家で少し一緒に過ごしてきました。
私も、午前中に仕事を片付けてから行こうとしましたが、
家に一度帰ると、体調が急に悪くなり寝てしまいました。

疲れがたまっていたのかも知れません。3月の震災以来、
度々体の変調があります。やはり、運動不足と仕事のイライラ
つまり、ストレスに起因するものと思われます。

大体が、仕事は順調ではあるのですが、今ひとつのことが
あり、思うようにいかないものです。税理士を変えることも
利用者が伸び悩んでいることも大きい問題ですが、社会
情勢というか、今の日本は本当に変革しなければならない
時なのかも知れませんね。

夜半に家内と話していたのですが、もしも今、互いに死に分かれ
になったとしたらどうよ?
確かに、一時は寂しいでしょうが、後追いするわけにも行かず、
時の流れに身を任せて生きていくのでしょうね。

そんなんじゃ、私が居る意味ないじゃんと、家内は不平たらたら
でしたが、たかが70年か80年の寿命で遅かれ早かれ死んで
しまうわけで、何を残すかと言えばそれは名前だけでしょう。

まあ、戒名は残るわね。それ以上もそれ以下もないと思うのは
悲しいことでしょうか?
今回の大震災で、突然に命を絶たれた方もいました。みんな、
明日が必ず来ると思っていたのに。

この世にあるうちに、自分しかできないことを自分なりに残す。
建築家は遺構を残し、小説家は虚構を残すのか。
実業家はお金が残れば一番なのだろうけれど、私らは、希望
を残したい。

勿論、芸術家は絵画や彫刻を残し、世人の醜さを忘れさせ、
音楽家は永遠普遍の美しい楽曲を残こし、人の心を和ませる。
しかし、一般人はどうですかね。

恋人や奥さんに思い出しか残せませんね。また、思い出が残せる
だけ、幸せかもしれません。子供が居る人は子供が親や祖先の
功績を語り残せるかも知れませんが、子のない身ではね。

生きると言うこと、それは簡単ではない。また、死も。
まあ、死んだ後のことは、自分では何にも分からないのだけれど、
以前にも、ブログで書いたように、あちらの世で、「お前、バカなのに
頑張ったな」と母や祖母や教えて下さった先生や先輩にほめられる
ように、やるしかないわね。

「天知る、地知る、我知る」だよね。
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