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茨城県医師会に抗議 [仕事]

今日は、朝から茨城県医師会に抗議の手紙を書いた。

茨城県医師会長 ○○先生                  平成20年6月5日
前略 不躾な手紙で大変恐縮であります。先日、長寿医療制度の廃止を求める署名の
協力を呼びかけられたケアプランセンターで管理者をしております、□□です。
今回の署名はお断りいたします。
 そもそも、長寿(後期高齢者)医療制度は、2年前の国会で成立した法律です。
当時の小泉首相人気も手伝って、あっと言う間にの感は否めません。日本医師会の立場
では、自民党の支援団体な訳ですから、反対するなら初めから反対されたほうが良か
ったと思います。今回の撤廃を求めているのも茨城県の医師会のみですよね。会本体は、
賛成と伺っております。
 仮に、制度の反対を強く奨めるのなら、日本医師会を動かすのが先決ではないでしょうか?
第一、日本の医療制度を逼迫させているのは、高い診療報酬や医師の高給優遇・看護師の
高賃金のゆえではないでしょうか?
 昔から、医術は仁術と申しますが、医師達が算術ばかりに長けて自分たちの利益を求める
あまりに、今般の医療制度崩壊の危機を招いたのではないのかと思う、賢兄諸氏は多いもの
と思います。医師達が襟を正し、現在の報酬を1/10か1/5にして、制度云々を言うのなら、
話になりますが自分たちの資格に胡坐をかいているようでは、万民の共感は得られないもの
と思います。
 言葉が過ぎていることをご容赦下さい。医師や看護師がとても重労働である現実も分かって
いるつもりです。万年の医師不足、看護師不足は積年の問題でもあります。しかし、我々介護
保険制度に携わる者としては、改訂の度に介護報酬は低くされ、介護職員の確保もままならな
い現状で、経営するのがやっとという事業所は決して少なくありません。
 事実、私の報酬など先生方の1/10にもなりません。とにかく、私ども半官半民のような立場
の者にとっては、国が定めた制度に従うのみです。確かに、私どものサービスを利用されている
方の多くは、75歳以上で、介護保険料と今度の医療保険料で年金が本当に
少なくなってしまう人もあります、気の毒です。しかし、本来の医療保険が継続できないのであれ
ば、今回の制度もよりよい改正をして、実りのある制度にすべきであると思うのです。
                                                      草々
 追記
私、個人としては確かに高齢者をいじめる制度であると思わないわけではありません。こんな
日本に生れて本当に悲しく思います。私の祖母が元気な頃は、高齢者の医療がタダだった時
もあることを考えると、現役世代がだらしないのかと反省もいたします。
 若い時分に、学校で教師をしていましたが、授業で若い人がお年寄りを支えられる立派な国
だと、教えたことを後悔しています。このままでは、私はうそつきになってしまいます。どうか、
先生方には正しい判断と全人間的な考えで制度の反対をされて下さい。
 高みから助けてあげようなんていう反対のやり方には、断固反対です。

どうでしょう?   

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