明日の準備

明日は、新しいデイサービスの申請に県庁へ行く予定。
月末の金曜日で、他の仕事も沢山あるけど、予定は予定だから
夕方から準備。申請書に付表６と勤務表と平面図、それに登記簿原本
職員一覧表に役員名簿・資格が必要な人の裏書サインの入った証書
それから、損害保険の証書に組織図etc

とても多くて、絶対足りないものが出てくるのだろうな。いつも、申請は
何か忘れる。後日郵送は決まったケース。それに、明日は今月の最後
なので、実質は６月２日の申請と変わらないんだけど、気分の問題です。

スケジュールがいっぱいでやることがあると、僕は俄然頑張ってしまう。
何の予定もないと、ダラダラしてやる気もなくなる。そういうのは本当に
良いのだろうか？

学生時代も分刻みのスケジュールで、バイトと学校にデート。一度に
何個も予定がないと、調子が悪いし、なんとなく気分が落ち込む。
当時は、アイドル全盛期で百恵ちゃんも淳子ちゃんも昌子ちゃんも
忙しかった。中三トリオは同い年だった。芸能人といえば・・・、

東京で新聞配達をしていた時は、地方のテレビ局が入っているビルに
も配るんだけど、集金の時にはエレベーターで、ミーちゃんとケイちゃんが
一緒だったり淡谷ノリ子先生とご一緒したりしていた。

ところで、思い出日記は、少し時間を戻してみる。少年時代の冒険を
書いてみよう。

あれは、小学校４年生か５年生の時に流行った。近くに閑居山という
小さな山がある。大昔、弘法大師が訪れたと物の本にある。

そこには、洞窟があった。何のために掘られたかは子供の僕達には？？？
関係なかったけど、だいたい３０メートルほど続く横穴はとても不思議だった。

ろうそくを空き缶の中に立てて、薄暗い中を歩いていくと、７０センチくらい段差
がある。少し竪に掘られていて、水が溜まっている。天気の悪い日はそれ以上は
進めない。

天気の良い日が続くと、水の深さが浅くなるので、１５メートルほどある溝状の
通路を超えていくと、急に狭くなる部分があって、そこを腹ばいで進むと、円状に
広くなる場所に出る。

そこには、大日如来像かなんか仏様が飾ってあって、信仰の場所のようだ。
そこまで、一人で行って目印の空き缶を置いてくると、次の子供がそれを取ってくる
遊びをしていた。

遊園地のお化け屋敷ではないけど、肝試しにはなる。僕は泣き虫だったけど、なんとか
その遊びはできた。というか、遊んでいる仲間では一番に年が上だったので、できない
というわけにはいかなかった。

その遊びにあきると、洞窟の前にある大きな石に座って、目の前に広がる僕達の集落
を眺めながら、水筒がわりに清水を汲んだ青竹で、冷たい水を飲むのが楽しみだった。

帰りには、沢におりて蟹を取ったり、木の実やアケビなんかも食べて遊んだ。
こんな遊びは、今の子供は出来ないだろうね。だって、危険なことだから。
その当時も、親達は「そこで遊んではいけません」と言ってはいたけどね。

村の昔ばなしの本には、その洞窟は金堀穴と書いてあった。金が取れたのかな？

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