司会

今日は、甥っ子の結婚披露宴というか、親族食事会みたいな感じでした。
朝から、緊張して会場に入る。担当者との打ち合わせ。
ところが、司会進行について、若干の温度差？

担当者からは、「食事会ですから普通の結婚式の披露宴みたいじゃなく
やって下さい」だって・・・。なんとなく、肩透かし？？？
じゃあ、どうやってやんのよ？

とにかく、フランクに、ただの進行役ですからって。なんだかねぇー？
とりあえず、記念写真の撮影。子供が４，５人くらいいたので、和んだ
雰囲気だ。

１１：００になった。食事会開始。「えー、じゃあ、お時間になりましたので
始めさせてもらいます」みたいな感じ。
初めは何すんだっけ？チーフの人に聞くのよ・・・これでいいのか？

今は、こんな風な披露宴が多いようです。地味婚なんて言われて久しい
けれど、まあね、知らない人ばかり２００人も招待して、お色直しも４回も
するような、豪華な披露宴は少ないらしい。

祝辞と乾杯の挨拶で、食事が運ばれる。フカヒレのスープは美味しかった。
ケーキ入刃は、タイミングをみてやってもらう。途中は少々のカラオケタイム
宴たけなわにって訳じゃないけど、それぞれのテーブルごとに、自己紹介。

フレンドリーで良かったんじゃないの？ただ、最後は両家代表挨拶で兄が
紙なんか広げて読んでた。少しはチグハグ。
３度目の披露宴の司会だけど、「お日柄も良く」とか「司会の大役を仰せつかり
ました」もなく、「このようなことは不慣れでは、ございます」もない。

けれど、甥っ子もその嫁さんも楽しそうだったな。まあ、子供もいるし、大げさ
に、やらなくて良いのよね。２時間はあっと言う間に過ぎました。
夕方から、兄とうちの嫁と三人で二次会。そっちのほうが長かった。

昭和４６年４月、中学生になった。初めの一週間はなかなか、他の小学校の
人とは、しゃべれないね。５つの小学校から、一つの中学校になるので、８人
ぐらいは、小学校の友達なんだけど、後は段々と仲良くなるのだ。

中学からは、英語や数学など、専門的な勉強もあるので大変です。それに、
部活動に入らなければならない。何にしようか迷ったけど、体に良いのが
いいし、剣道とか野球は道具にお金がかかるので、海パン一丁ですむ、
水泳部にした。

けれど、これが本当に辛い部活で、新入部員は２０人以上はいたと思うけど、５月には
８人しか残ってなかった。しかも、女子はゼロ。
あり得ないよ、水泳部に女子の同級生がいないなんて。先輩たちにはそれだけで
しごかれる原因になった。

プールの清掃ってあるんだけど、冬は全然使わないから、すごく汚れているのよ。
水垢や泥、緑色の藻も浮いてる。それを、きれいにすることから始まる。
４月の水は冷たいよ。５度くらいかな、半分ぐらい水を抜くと、プールに入って、たわし
で側面の壁から、磨いていくんだ。手も足も冷たくて感覚なくなるって。

そして、４月の下旬には泳ぐんだね、これがまた、寒いの寒くないのって、１０分も水の
中にいると、唇が紫色になります。それで、お風呂を沸かしておくんだけど、一年生は
練習も少ないけど、寒くてもお風呂には入れないのだ。なぜかって、それは先輩たちが
たくさんいるから、どんどん温くなって、仕舞には水と変わんなくなるからさ。

そんな中、またまた事件は起こるのです。

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