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ふれあい [家族]

今日はとてもよい事があった。長兄の退院が決まった。
土曜日には家に帰ってよいとのこと。病室も個室から多床室に
なった。あとふた晩過ごせば、自分の塒に帰れるわけだ。

脳梗塞の経過は、これ以上は悪くならないとの医師の判断。
夕方から、お話を聞いて明後日からの準備だ。
比較的近い病院に通院リハビリと介護保険の申請。

ベッドは今までのを使うと本人は言うが、明日は実際に使えるか
見て、レンタルできればレンタルとして、玄関の段差も甥っ子が
手すりとかつけたらしいが、来週には専門家に見てもらおう。

トイレも洋式便座への変更も明日にでも手配する。
とにかく、家に帰ることは良いが、準備も必要です。
でも、良かった。本当に軽く済んで。

内の代表も見舞いに来てくれて、安心した様子。本当に最悪の
ケースもあので、この程度なら、箸も使えるようになるだろうし、
当然歩くのはもっと良くなるはずだ。

人と人との出会いやその心のふれあいについて、考えさせられた。
親兄弟の縁は、自分では選ぶことができない。しかし、友や仲間は
自分で選ぶことができる。

でも、もしかしたら、それもこれも必然ではないのだろうか?
この世に生まれて、幾千の人と出会うだろうか?
偶然に出会ったことも、自分の趣味や行動や選んだ職業で
必然に変わるのではないだろうか?

天の配剤なのか、自分の人生もまた。長兄とは13歳も離れている。
それゆえの、悲しい出来事もあり楽しい思い出もある。
老人のデイサービスをしていることも、ケアマネであることも。

だけれども、内の社長は仕事を始めるに当たって、「お袋が一緒に
やれよ」って夢で言うんだと、打ち明けた時、なんか電流が走ったような
閃きがあった。

社長のお母様も、脳梗塞で倒れられて後遺症と戦っておられた。
その葬儀の時の話です。社長のご両親には、生前は本当にお世話に
なりました。運命なのでしょうか?

いや、簡単に運命なんて言葉では言い表せない何かがあるのでしょう。

1974年7月 中村 雅俊さんが歌う「ふれあい」という曲が大ヒットしました。
人は人とふれあいながら、助け合いながら生きるものだという唄です。
「われら青春」という日本テレビ系列の土曜日の8時に放送された学園ドラマ
の挿入歌でした。

このブログを書きながら、この曲を聴いていると本当にそうだなと思います。
タグ:ふれあい
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youzi

お兄様、リハビリをしっかりすれば、あまり不自由なく
生活できそうな感じで、本当によかったです。
今回はお兄様と年が離れていたってよかったのではって
思いました。年が近いと体力的にも同じくらいですが
10歳も違うとかんな変わってきますよね。

by youzi (2009-02-13 06:06) 

omutu

youziさん ナイス&コメントありがとうございます。
兄と同じ病棟には、やはり同じ病気でも杖なしで
歩いている人や車椅子の人もいましたが、いろんな
人を見て、自分の状態を確認していた様子です。
前向きにリハビリをすることで、通常の生活ができる
かもしれません。まあ、車の運転は難しいでしょうが。
by omutu (2009-02-14 07:42) 

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