東伏見：常陸国パラダイス：SSブログ

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東伏見　[青春時代] [編集]

東伏見というと早稲田のグランドがあって、最近ではハニカミ王子なる
者でも有名ですが、学生時代にここには、よく行きました。
岩手県の盛岡が出身の同級生がアパートを借りていまして、次の日が
新聞の休刊日になる日曜日にはちょくちょく行きました。

近くには石神井公園があり散歩したり、グランドでは早稲田のラグビー
の練習試合があったのを見たりしました。当時は、今の物価に比べると
半分以下で生活できていた時代ですが、その友達は１ヶ月を６千円で
暮す特別な技術を持っていました。

だから、日曜日には高給取り（新聞屋で６万くらいは小遣いが出た）の
僕が、焼肉をおごったり、みんなですき焼きをしたりした。
大学も法科だったので、クラスには男ばかりだったので、いつも、集まっては
法律の難しい話や経済や政治の話をするのと、同じくらい、いや、それ以上に
女の子の話で盛り上がりました。

だいたい、１８から２０歳の若者たち（いつも、５人くらい）ですから、元気とヒマ
だけはあるので試験勉強も一緒にしたこともあったけれど、一升瓶片手に、
成田闘争がどうのとか、ロッキードがなんとかなんて話しては、ごろ寝して
ました。当時、銭湯は１７０円くらいだったと思うけれど、仲間と行く「梅の湯」
は、壁に富士山の絵が描いてあった。

タオルが普及していて、腰に手ぬぐいぶら下げてとは、いきませんが、石鹸入れ
をカタカタ鳴らして、４，５人で背中を丸めながら通う風景を思い出します。
僕達以外は、沖縄の子が二人いたので、水質の違いつまり、硬水と軟水なんか
に詳しくて、やはり、本土と沖縄は違うような感じを受けました。

あれから、３０年。あの銭湯はもう無くなったのかな？名前は「梅」じゃなかったかも？

今日は、新規デイサービスの新聞折込を入れました。早速、見学に来られた家族が
ありました。まだ、テーブルもひとつ、ふたつ足りない感じなので、明日も内覧会の
準備をします。一時退院で合流した社長が、やはり元気がなくて、大丈夫かな？