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高校三年生 [歴史]

昨日から風邪気味で、夜の散歩は中止。早く寝たら4時には目が覚めた。
もう一度、寝ようとしたら鼻が詰まって息苦しくて寝れないので起きた。
ブログでも書きましょう。

マイカテゴリーを見たら、歴史の項目が少ないので「歴史小説」の話。
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」については前にも少し書いたけれど
その他に、司馬さんの本は随分と読みました。

確か、大正12年生まれなので、自分の親の世代の方です。戦争も
経験されているし、戦後の日本に大変に懐疑的な意見も持っていら
したように思います。

さて、彼の本の中には、歴史上の興味が沸くような人物の物語が沢山
あります。例えば、西郷さん、秋山兄弟、ジョン万次郎など、幕末から
明治にかけての人たちです。

登場人物が亡くなって、100年くらいしないと正しい評価は出来ない
とか、「司馬史観」とか言われていましたが、僕は表現の仕方が好きだ。
俯瞰的に人生をみたり、すごく接近して生き方を描くのも彼の得意な
分野だったと思います。

ただ、自分の年齢や成長過程で、その時々に小説を読むことは大切
だと思っています。青春時代には若くて活躍した人の内容が良いし
30台後半からは、政治や経済や科学の分野で活躍した偉人の話を
子供の頃とは違う感じで読むことも重要です。

さて、高校三年生になった僕は、その前の年の9月から始めた新聞配達
のバイトを朝の配達から、夕刊配達に変えてもらって受験勉強に力を入れ
ることにしました。

隣の市の全域を夕刊の配達はします。区域がとても広いのです。
新聞には統合版と朝夕刊のセットという区分があります。田舎の方では
大体が統合版で、朝刊のみの全国版の内容と地方の内容が半々くらいの
新聞です。

セットは朝刊と夕刊に分かれているので、記事の内容が続きになったり、時間的
に印刷される内容が若干違います。つまり、前日のニュースを中心に書かれる
朝刊と朝からお昼までのニュースを伝える夕刊に分かれるのです。

特集記事や連載記事も内容や趣向が違いますので、セットを取る家は、大体が
病院や会社の社長さんのうちが多かったです。ですから、今でもその町の名士
の家はすぐ分かります。

朝刊だけを配っていた時は、とても朝は早いし冬は寒いし、雨は冷たいし大変です。
世の中の仕事で、これほど大変な仕事は無いと思います。なにしろ、50ccのホンダ
カブという原動機付自転車は、乗りなれないと危険です。それに、新聞も広告が多い
とバイク自体が不安定になるので、年末のセール時期やお正月は転倒しそうです。

夕刊はそれに比べて、広告も無いし薄いのでいくらでも積めます。だから、一つの
新聞店でも夕刊は二人くらいしか配達する人はいません。そういう人を専従とか
社員とか呼びます。住み込みの場合が多いし、後はそこの店の息子だったりします。

とにかく、佐○新聞店には、とてもお世話になりました。もうその当時の社長さんは
亡くなりましたが、息子さんが後を継いで今も、頑張っています。
僕は、新聞奨学生で大学に行きましたが、その推薦も佐○さんがしてくれて、とても
真面目な学生さんなのでよろしくと、新聞社の担当の人にも初めから好印象でした。
だから、当時では花形の新聞店に配属されました。

そこが、僕の学生時代の華麗な思い出の場所になります。東京は中央区の「銀座」
です。毎○新聞銀座専売所。

何年か前にそこを訪れましたが、今はその当時と違うビルが建っていました。
30年の歳月は、人も町も大きく変えていました。


タグ:新聞配達
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