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影法師・・・百田尚樹 [小説]

久しく今年は、五十嵐貴久さんのシリーズを読んでいました。
「1985年の奇跡」や「パパとムスメの七日間」軽い面白い物
をね。

ある日テレビで、百田さんの「永遠の0」という小説の紹介が
あったので、いくつか買ってきました。その中の一つです。
内容は、省きますが、なかなか面白い。

あとになってしまったデビュー作にも期待がかかるところです。
しかし、原作者は私の嫌いな大阪の人なのです。
大阪人が、武士の世界観や戦争のことを正しく書けているのが
すこし、悔しい感じです。

300年の太平の世で、何の役にも立たなかったのが大阪侍。
幕末近くに大塩平八郎という奇才が出ていますが、外はね。
もともと、元禄文化が興った堕情な土地柄なので好きじゃない。

先の大戦も、大阪の人がしっかりしなかったから負けたんじゃねぇ?
そのな奴らの末裔と手を組んだ太陽の小説家は情けない。
そんなんで、国は変わんないと思っているのだが。

しかし、侍の気質をよく掴んだ内容で、一本取られました。
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我、言挙げす [小説]

久々に家内が夜勤なので、一人でいます。日曜日に本屋さんに
行って、宇江佐 真理さんの小説を二冊買い込んでいましたので
今日は、その内の一冊を読みました。

髪結い伊三次捕物余話シリーズで、今年の三月十日に刷られた
文庫本です。筆者が文庫本のあとがきにと書いた内容も面白く、
結構、今を生きている人だなと思いました。

三月の大雪の日にとありますが、それから10日後にあんな震災
が起きるなんて、思いもしないですよね。しかし、物語の中で伊三次の
家が火災に遭って何もかも失い、それでも逞しく生きてゆくだろうくだりは
まるで、あの大震災を思わせるような内容で・・・。

時に、小説家は大嘘も書きますが、まるで先が分かるような物も書くもの
でして、きっと、被災後の伊の字やお文が大変な思いをして生きる様が、
続くのでしょうね。

時代物の小説を書いていて、登場人物が一年ごと年をとるように書いている
のは、平岩 弓枝さんの「御宿かわせみ」も同様ですが、文化文政の御世は
どうなのでしょうかね。幕府瓦解の兆しも水野忠邦の天保の改革もこの後
ですけれどね。

さて、表題の「言挙げ」ですが、倭健命のお話が出てきます。イチロー選手が
言霊として使ったと新聞の余話に出ていたことをヒント書かれたとありますが
以前、映画にもなったか、「不実につき」とか、当時の武士は何かと、正義を
振りかざすとお役御免となる場合が多く、おそらく、あの時代はどこの世界に
もないような理不尽が合ったものと思われます。

とにかく、お役目大事、お家大事のあまり、常と違うことをすれば、処罰された
ものです。260年あまりもの世の太平は、日本人を歪めたことは否めません。
しかし、責任逃れやその場凌ぎの先送りなど、まず、世界的には理解しがたい
伝統を引き継いでいるのは、この国だけでしょうね。

やめるなら、すぐにやめてよ。と直言の士は居ないのですかね。


しかし、それもまた日本人なのかも。このところは、楽しい話題が少なくていけ
ません。我々、半生会は恒例のBBQを今年も行って、主体は友達の居酒屋の
宴会ですけど、昨晩はかなり盛り上がったようです。

途中で眠ってしまったのでよく分かれませんが、みなさん楽しかったかな?
写真を載せようとしましたが、ラインが会社の引き出しなので、後日にします。
梅雨時ですが、徐々に夏に向かっていく感じの今日この頃です。

皆様、お体ご自愛下さい。
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秘密 [小説]

最近は、映画もご無沙汰で何のかんのと忙しく観ない感じだけれど、
10年前は、1ヶ月に一度は夫婦で映画館に行ったものだ。
今日は、東京のお義姉さんからのリクエストで地上波で「秘密」を
録画するついでに観た。

東野圭吾さんの原作も読んだけれど、娘と母親が入れ替わるなんて
面白い。先日までテレビでドラマもやっていたけれど、うちら夫婦は
年の差が14くらいあるので、よく、親子と間違えられる。

そんな時は、この物語を思い出す。勿論、嫁はどう思っているのかは
聞いたことが無いが、もし、親子だったらどうなのですかね?
死んだ人の魂が憑依することはあるよね?

若い頃に、お付き合いしていた人が亡くなっていて、その魂が移っていたら?
行ったことのないはずの場所を懐かしんだら?
前世の記憶だったりして?

とにかく、東野作品は色々と面白い。この映画ではご自身も大学教授
の役で出ていたりするけど、なかなか楽しい。
時空を超えたタイムトラベルや転校生のように男女の入れ替わりなど
筒井康隆さんの影響はあるかもね。当時、僕らは子供だった。

ところで、年末という感じがしないが、あと5日も仕事をすればお正月。
速いものです一年なんて。
今年も、いろんなことがありました。今年の漢字は「暑」だそうですが
お寒い政治の行く末はどうなのですかね。

茨城県では、選挙事務所が襲撃されて1名死亡。よく、知っている候補者
側ですが、犯人や教唆した人までは捕まんないのかな?
噂では、野球で有名な高校の理事長(自民党候補)側がやくざにやらせた
とか?あり得るね。ネットでは茨城は昭和のままだとか・・・。

仁義無き戦いですかね。さすが、深作監督を生んだ茨城だわ。
しかし、同じ自民系ですから。県連の会長に会ったら聞いてみよう。
暴力が横行する茨城からのレポートでした。

ちなみに、牛久の事件も県民性の低さというか、民度が低いそうです。
あぁ、悲しいかな、常陸国。

今度は一年の締めくくりを書きたいと思います。楽しく。
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今日は久々の一人 [小説]

今日は、家内が変則勤務に戻って久々の夜勤。
この2ヶ月は、日勤ばかりで、いつも、夜は一緒だった
けれど、のんびりしてます。

テレビは面白いのがないので、ブログでも書きます。
先日、読書の話で、若干盛り上がったので改めて書斎を
眺めると、時代劇の小説や推理小説がかなりある。

若い頃は、恋愛小説などもたくさん読んだのだけれど、
最近は、芥川賞も訳が分からないものが多くて、どうも
大衆受けする直木賞のほうが、まだ、読めるかな。

小説の雑誌も随分と買っていた時もあったのだけれど、どうかな?
亡くなったお義父さんから貰った本も沢山あるけれど、どんな本が
読みやすいかというと、高校生の頃には、デカルト・カント・ショーペン
ハゥェル。サルトルなんか読んだせいで、虚無的なものなどが好きだった。

哲学することに興味があったわけではないけれど、なんとなく、突き詰めて
物事を考えた時期だったかな?
遠藤周作さんの「白い人」だったかな、それは、面白くもなかったけれど、
狐狸庵先生の随筆が面白かった。

近藤敬太郎・三浦朱門・吉行淳之介など当時の作家の本はよく読んだ。
あまり、記憶に無いけれど・・・。
年代的に親の世代の人たちだね。

大学生になってからは、やはり、司馬遼太郎さんかな。全部よんだ。
ただ、街道を逝くだけはちょっと。
藤沢周平さんや平岩弓枝さんはやはり、お義父さんの影響だね。

内田康夫さんや西村京太郎さんのトラベルミステリーも読んだね。
浅見光彦さんと同じ年頃はこんな人もいるのかな?と思った。
作家の創作力は偉大だわ。大人の御伽噺だけれどね。

若い頃は、作家に憧れて、自分は真実を書く。本当にある話を書きたい
なんて思ったけれど、結局は、小説家は大きな嘘をつくのに、小さい嘘
を細かく並べて、あたかも真実のように書くのだなぁとか思ってやめた。

じゃあ、ノンフィクションはというと、なんとなく殺伐としていてどうもね。
もう少し、時間を作れれば、なんか面白いことを書いてみようかな?
しかし、自分の人生の方が今は面白い。

明日、どうなるのか分からない。だから、もう少し様子を見ないと。
少なくとも、今日も感じている何気ない気持ちと何気ない様子が
自然に描写できなければ、まだまだだけれどね。

最近は、人を惹きつけるようなテーマが見つけにくい時代かもしれません。
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TOKIO [小説]

暑さ寒さも彼岸までとは言うものの、あまりの気温の変化に驚いています。
お彼岸には、両親の墓参りも済ませて、仕事も一段落。
しかし、気温差18度はいかがなものか?

ところで、お彼岸の日、家内はお姉さんのお手伝いで檀家周りをするのだ
けれど、まあ、運転手なんだけど、お姉さんが檀家さんに行っている間、
車の中で暇なので、いつも一冊くらい本を持っていく。

今回、持ってったのは、東野圭吾さんの「トキオ」だった。前から読めばと、
言っていたのだけれど、単行本なので、重くて面倒くさいからいやと言って
なかなか読まなかったのですが・・・・。

内容は、タイムトラベル物というか、現代から25年前に遡り、青年だった父に
息子が会いに行くという出だしで、2004年にはNHKでも連続ドラマ化された
ものです。

原作をお読みでない方もいらっしゃるのかと思いますので、詳細は避けますが
もし、自分に息子がいて、その息子が時空を超えて、どうしょうも無いダメな若い
頃の自分の前に現れて、一緒に旅行したり事件に巻き込まれたりしたら、
どうなんだろう?

自分には、子供がいないのでそんなことは起きないけれど・・・。
これから、子供ができる可能性はあるか?うん。
前にも書いたかもしれないけれど、原作者の東野さんとは同学年で同世代。

同じ時代を生きたから、特に具体的に情景が蘇ったりしてね。浅草「花やしき」
ちょっと、変わった遊園地には、私も若い時分に行きました。
民家に突っ込んでいくジェットコースターは、とても笑えます。

それで、昨日は、VTRに撮ったドラマも家内と一緒に観ました。まあ、原作とは
違うので家内は不満もあったみたいですが、脚本が今年の大河ドラマの福田
靖さんだったのは、びっくりでした。

少しだけ前の自分に戻れたような感じでした。2004年には、すでに9.11もあり
自民党が単独で政権を担当できなくなっていたりでした。
小説を読んだ時は、あまり、気にしてなかったのだけれど、当時の時代背景は
カツラノハイセイコーがダービーを勝っているので、昭和54年。
時生君の年が当時の自分と同じでした。

拓実さん(トキオのお父さん)は、25歳の設定ですから、次兄と変わらない。
結構、似たような環境もあったのかな?
その頃の思いも蘇ります。

家内は、どんな風に思ったのかな?感想はあまり聞けないで、今夜も彼女は
夜勤です。
明日は、映画でも見に行こう。

追記、沢田研二さんが歌った「TOKIO」も昭和54年の大ヒットで、小説の終わりに
変わった歌が流行っているとか書いてあります。とても、いい時代でした。
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