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国民栄誉賞について [スポーツ]

先日、亡くなってからの受賞になった大鵬さんのことが
あるのか、長島さんと松井くんに国民栄誉賞が贈られた。
王さんが始めて受賞したときよりも政治臭がするものに
なったと考えるのは私だけかな。

松井くんは、これからが大変だよね。若くして顕彰をされると
後年に恥をかいたり、晩節を汚したりする例は古今からよく
ありますから。

長島さんは、もうかなりの高齢ですから、文化勲章みたいなもの
でしょうけれど、まあ、生きているうちに受賞されて良かった。
しかし、なんとなく、テレビで取り上げ方が好意的だったのが救い
かな。

美空や裕次郎のように、国民に希望と夢を与えたり、Qちゃんの
ように勇気を与えるような感動を見せてくれたら当然ということに
なるのだけれど、今回のお二人には世界記録もなく、現実的な
ことが多いようで、やはり、なんとなく納得がいかない。

松井君もスピーチで話していたので、本人的に自覚があるので
まあ、いいか。長島さんにはもっと違うときにあげたかったね。
まあ、それでもめでたい話で良かった。師弟愛か?

それにしても、この国民栄誉賞って言うのは、どうですかね。
勲章とかもらうのとは違うか?
天皇さんからじゃないものね。政府の点数稼ぎということが
見え隠れするので、素直に喜べない。

イチローが辞退したのは賢明ですね。まあ、もっとも、これを
いただいて本当にうれしいのは、誰なのでしょうかね。
日本国民は、本当に良い人たちです。

しかし、自分の好きなことをやって、みんなに喜んでもらえる
ような人間って、そんなにいないから、やっぱりこの人たちは
偉い人なのでしょうね。

まあ、私は偉い人にはなれないし、なりたいとも思わないけれど
せめて、世間並みに暮らせて、春になれば桜の花が咲いたことを
嬉しく思い、夏の暑さに耐えながら夜空の星を愛で、秋の夕暮れに
故郷のありがたさに涙することができ、冬の寒さに凍えながらも本を
読んで冷たい朝に感動できるような自然な人でいたい。

当たり前に生きて、自然に感謝し、人に感謝すれば、それだけでいい。
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