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裕次郎雨 [健康]

村松 友視さんの「裕さんの女房-もうひとりの石原裕次郎」という本を
先日まで読んでいた。
今日は、裕さんの命日です。

昭和62(1987)年7月17日。もう、25年も経ちます。
雨の中、兄慎太郎の送る言葉に涙したものでした。
でも、今回の村松さんの本を読んで、また、新しい裕さんが居たように
思います。

太陽の季節で芥川賞を受賞し、すぐに映画化されたその作品は、
まさに、時代が彼らを呼んでいたとしか思えない出来事です。
映画界もその後のテレビ全盛の頃も、そこに、裕次郎があり、
慎太郎が在ったのです。

誰も彼も、映画館から出てきた若者が、左足を引きずりながら、
歩いたり、スポーツ刈りと角刈りの中間のような頭で、喜んでいた
時代。可愛いものですね。

しかし、その団塊の世代がそしてそのジュニア達が、この国を形作って
いることは、事実です。その、周辺の私たちは、常にそれらに振り回されて。
これは、滑稽ですね。

でも、なんとなく、主役が消えてしまった今は?
寂しいですね。

ところで、
いじめって何なのかね?

今は、良いことを良いと言えない時代。正しいことが正しいと伝わらない。
いじめの頭には、「弱い者」とついていたのだけれど。
自殺されてから、騒いでる親の気持ちが分からない。

本当に悪かったのは誰なの?
それも、時代か?

辛いことはつらいと言える時代が良いね。しかし、努力とか根性とか今は、全くの
死語だし、本当のことは誰も分からないのかもね。

いつもは、降り出す裕次郎雨。今日は梅雨明けだそうです。
大津の子供たちの、これからの空は晴れるのかな?
大人の都合で大切な子供の時を汚さないでもらいたい。

本当の被害者は誰か。みんな分かってるのかな?
裕さんの命日に、ただただ残念。
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