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日本の不幸 [未来に]

今日の国会の党首討論で、明後日16日に解散だそうです。
相談?話し合い?談合?馴れ合い?解散!!
これは、日本の不幸ではないのか?

戦後、自由党と民主党が大連合して自由民主党というのができた。
そもそも、1955年に成立した日本社会党に対しての大談合だ。
当時は、米ソの冷戦下で世界の対立の構図が分かりやすかった。

社会主義と民主主義。共産主義と資本主義。
利益の分配の仕方が違う仕組みがあったのだ。
だから、世の中も単純だったように思う。

その後、二転三転し、今の民主党が政権を獲った。みんな期待した。
高速道路は只になるはずだった。子供手当ては15000くらい出るはず
だった。そもそも、消費税は上がるはずじゃなかった。

現代は、しかも昨年の未曾有の災害の後では、全く価値観が
変わってしまったと思う。今、国会を解散し何があるのか?
どうせ、自民が勝っても大阪の方が取ったとしてもどうよ。

日本の最大の不幸は、実は戦後の全ての処理を後回しにして
来たことにあると思う。まさに、日本的か?
いや、そうではない。

およそ450年前の日本人はもう少し決断力もあった。江戸の太平の
世でさえもわが国を守るべき祖法があった。四方を海に囲まれた
島であったがために守られた部分も多いけれど。

独自の文化を育み、独自の政治形態を持ち。独自の生活があった。
勿論、封建時代が全て良かったわけではないが、約300年も平和だった
ことは、徳川さんに感謝してもいい部分はある。

しかし、英国を範とし、ドイツやフランスに学んで、明治期の日本は
鮮やかに生まれ変わった。二つの大きな国との戦いにも勝利し、
国家主義、ナショナリズムではあるが、その後も独立を保った。

先の大戦で、けっして中国やロシアなどに負けたのではなく、あくまで
連合国軍に負けただけだ。アメリカに支配されている現状は本当はあり得ない
国の姿なのだ。

しかし、長いものには巻かれろ式に、アメリカに陶酔しアメリカに憧れて
60年くらい過ごしてしまった。昭和天皇がなくなってからかな、少しずつ
歯車が狂いだした。

高度経済成長からバブル崩壊まで、少年期から青年期を過ごした私は、
あまりにも、甘い考えの下に無為に過ごしてしまったようにも思う。
だが、野田さんのようにはなれなかったし、ましてや、鳩山や菅でもない。

若い時分は、全てに躓けば、戦争に負けたせいだと思っていた。
だからと言って、戦争を肯定するものではないが、武力を持たない外交は
非常に頼りない。正に戦後の処理を誤った。

軍隊を解散し交戦権を放棄した。それ自体は、300万以上の犠牲と
二つの原子爆弾による被害から学んだ正しいことではある。
が、武力を持たないのなら、なぜ、永世中立国にならなかったのか?

現実的に、防衛省を持ち自衛隊を持つ、今の国のあり方はどうなのか?
本当にやるべきは、自国の憲法を制定し他国に負けぬ繁栄を築くこと
が優先されるべきではないのか?知恵を使って。

経済成長も外交交渉もまともにできない国にしたのは、誰だ。
それこそ、一から出直す。そういう覚悟で大人たちは行動するべき
だと思う。

来月には選挙だそうです。慌ただしくなりますね。
今は、ただただ、
静かに、亡くなられた名女優に合掌の夜です。
「おかみさん、時間ですよ」
ありがとうございました。
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