SSブログ

TOKIO [小説]

暑さ寒さも彼岸までとは言うものの、あまりの気温の変化に驚いています。
お彼岸には、両親の墓参りも済ませて、仕事も一段落。
しかし、気温差18度はいかがなものか?

ところで、お彼岸の日、家内はお姉さんのお手伝いで檀家周りをするのだ
けれど、まあ、運転手なんだけど、お姉さんが檀家さんに行っている間、
車の中で暇なので、いつも一冊くらい本を持っていく。

今回、持ってったのは、東野圭吾さんの「トキオ」だった。前から読めばと、
言っていたのだけれど、単行本なので、重くて面倒くさいからいやと言って
なかなか読まなかったのですが・・・・。

内容は、タイムトラベル物というか、現代から25年前に遡り、青年だった父に
息子が会いに行くという出だしで、2004年にはNHKでも連続ドラマ化された
ものです。

原作をお読みでない方もいらっしゃるのかと思いますので、詳細は避けますが
もし、自分に息子がいて、その息子が時空を超えて、どうしょうも無いダメな若い
頃の自分の前に現れて、一緒に旅行したり事件に巻き込まれたりしたら、
どうなんだろう?

自分には、子供がいないのでそんなことは起きないけれど・・・。
これから、子供ができる可能性はあるか?うん。
前にも書いたかもしれないけれど、原作者の東野さんとは同学年で同世代。

同じ時代を生きたから、特に具体的に情景が蘇ったりしてね。浅草「花やしき」
ちょっと、変わった遊園地には、私も若い時分に行きました。
民家に突っ込んでいくジェットコースターは、とても笑えます。

それで、昨日は、VTRに撮ったドラマも家内と一緒に観ました。まあ、原作とは
違うので家内は不満もあったみたいですが、脚本が今年の大河ドラマの福田
靖さんだったのは、びっくりでした。

少しだけ前の自分に戻れたような感じでした。2004年には、すでに9.11もあり
自民党が単独で政権を担当できなくなっていたりでした。
小説を読んだ時は、あまり、気にしてなかったのだけれど、当時の時代背景は
カツラノハイセイコーがダービーを勝っているので、昭和54年。
時生君の年が当時の自分と同じでした。

拓実さん(トキオのお父さん)は、25歳の設定ですから、次兄と変わらない。
結構、似たような環境もあったのかな?
その頃の思いも蘇ります。

家内は、どんな風に思ったのかな?感想はあまり聞けないで、今夜も彼女は
夜勤です。
明日は、映画でも見に行こう。

追記、沢田研二さんが歌った「TOKIO」も昭和54年の大ヒットで、小説の終わりに
変わった歌が流行っているとか書いてあります。とても、いい時代でした。
nice!(2)  コメント(2) 

nice! 2

コメント 2

palette

わたしのブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。
介護は、今、すごく関心のある分野です。また読ませていただきます。
by palette (2010-10-05 18:25) 

omutu

どうも、突然お邪魔しまして失礼なコメントですみませんです。
また、こちらにもご来訪いただき恐縮です。
龍馬伝、楽しく見ています。以前にもブログに書きましたが、
改めて、年末にでも大河ドラマの感想と人物評を纏めてみたいと
思っています。
また、寄らせていただきます。
by omutu (2010-10-06 23:24) 

感謝祭御礼の言葉健康診断の結果は ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。