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女の一生 [徒然に]

題名はご存知、山本有三の小説である。今日は、仕事で女の人の生きかた
について、話が出たので久々に大正時代のリベラリズムの象徴としての本書
を、ざっと読んでみた。

主人公の女医允子(まさこ)の人生記録は、失恋・私生児・息子の家出・夫の病没
など、つぎつぎと襲ってくる困難にひしがれることなく、自己の意志と努力を通じて
常に自らの道を生きていく姿が描かれている。

左翼運動に走る息子や下層階級の診療に生きがいを見出す姿に、時の人は憧れを
もって読まれたに違いない。

今日も「女の人には、第一、第二、第三の人生があるから、いいね」と話した。
9月から居宅支援事業所にもう一人ケアマネが増えた。一緒に仕事をするので、
自分の女性観を話してみたのだが、どうとったかしら・・・。

もう80年も以前に、キャリアウーマンの生き方が示されているのが面白い。
しかし、女性の職場が長い私であるが、本当に難しいと思うこともある。
そんな職場だから、第一の出産や第二の出産のような場面もあるかもしれない。

現場からは、少し距離を置いた分、少しはゆっくり考えられる時間ができたことは
確かである。

ところで、失くした恋を忘れるためには、新しい出会いがあると割りと簡単。
特に、女の人は本当に「別れたら、次の人」って感じだ。
男は、なかなか踏ん切りがつかない。女々しいとは男に使う言葉かも。

二十歳になったばかりの僕は、大いなる失恋のあと、しばらくはバイトと勉強に
没頭した。なにせ、新聞配達をしていたので、朝は早いし一人暮らしのアパート
は、秋の夜長に本を読むのには最適だった。

今でも、そうだろうけれど大学は2年生までが一番単位を多くとらなければならない。
幸い、この時期に勉強に力を入れられたのはとてもよい事だった。
しかし、その次の年の早々にとんでもない事態が発生する。
タグ:女の一生
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youzi

とんでもない事態がとても気になります。

by youzi (2008-09-06 09:50) 

どやじ

おお~!続き物ですか!
気になるなぁ~。
by どやじ (2008-09-06 10:30) 

omutu

yoyziさん どやじさん ナイス&コメントありがとうございます。
by omutu (2008-09-12 12:43) 

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