青葉城恋唄：常陸国パラダイス：SSブログ

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青葉城恋唄　[青春時代] [編集]

青葉城恋唄
作詞　星間　船一
作曲　さとう宗幸

１広瀬川流れる岸辺　想い出は帰らず
　早瀬躍る光に　揺れていた君の瞳
●季節（とき）はめぐり　また夏が来て
　　あの日とおなじ流れの岸
　　瀬音ゆかしき杜(もり)の都　あの人はもういない

２七夕の飾りは揺れて　想い出は帰らず
　夜空輝く星に　願いをこめた君の囁き
●時はめぐり　また夏が来て　あの日とおなじ七夕祭り
　　葉ずれさやけき杜の都　あの人はもういない

３青葉通り薫る葉緑　想い出は帰らず
　樹かげこぼれる灯(ともしび)に　濡れていた君の頬
●時はめぐり　また夏が来て　あの日とおなじ通りの角
　　吹く風やさしき杜の都　あの人はもういない

▼時はめぐり　また夏が来て　あの日とおなじ通りの角
　　吹く風やさしき杜の都　あの人はもういない

1978年当時、さとうがDJを務めていたラジオ番組「FMリクエストアワー」
（NHK仙台放送局）で応募された自作の詞にさとうがメロディをつけて歌
として流す企画に、リスナーだった星間。第二回目に詩を寄せて誕生した。
仙台市のご当地ソングとして愛されている。

今日は、昭和５３年にヒットした、この唄を紹介したい。もちろん、テレビで
見たのですが、当時１９歳の僕には、とても記憶に残る名曲です。
仙台の老舗笹かまぼこ屋さんの娘さんと出会ったのは、青森旅行でした。

友人と二人で、当時は常磐高速道路がなくて、国道６号線を北上し仙台で
東北道に乗って、北へ北へと行きました。目的地は十和田湖。
高村光太郎の乙女の像が見たくて、行ったのではなく、単にドライブの
延長。

彼女は、傷心の一人旅だったのかは、分かりませんが、湖畔にひとり佇む
気配は尋常ではなかった。僕達は夜明けに湖のほとりについて、車の中で
寝ていたのだけれど、丁度８月の１０日であったが、東北の朝はすこぶる
冷えて、風が冷たかった。冷房のかけ過ぎだったかも知れないけど・・・。

ところで、１０時は回っていたと思うけど、記念写真を撮っていたらって、
男二人ですから、絵にならない。それで、近くに立ってたその娘さんに
「あのー、シャッター切ってくれる」ってずうずうしい。
「えぇ、いいですよ」と言うわけで、一枚。

「あの、よろしければ、いっしょにどうかな？」ってもっとずうずうしい。
洒落で肩組んだら、「本当に、ずうずうしい」って彼女。
まぁ、軽いノリです。お礼にお茶でもしょうって誘ったら、断られると
思ったのに、あっさり「いいですよ」

近くの、喫茶店？というか土産物屋で昆布茶なんて飲んで、「うぇっ」
初めて飲んだのだ。とにかく、意気投合といか、その後も一緒にドライブ。
また湖畔を一周した。夕方になったので、今日の宿はどうするってことに
なった。田舎はいいですねぇー、焼きとうもろこしを売っているおばちゃんに
尋ねたら、半分以上は意味が分かんなかったけど、民宿を紹介された。

田舎作りの民宿で、たぶん、普通の農家だったと思うけど、離れみたいな
所に、僕達は泊まることになり、彼女は母屋の方に泊まることになった。
夕食は、囲炉裏を囲んで同宿の人たちと食べた。

やはり、一人旅で広島から来ていた、男の大学生がいて、この人の言葉も
半分くらいしか分からなかったけど、楽しい夜となった。
僕も友達もお酒は全然飲めなかったけど、仙台と広島は飲む飲む、しゃべるしゃべる。

話といえば、学校の話題や自分の県の自慢だったと思うけど、茨城県のことを
一つも自慢できないので、自分の無知さに呆れた。キリタンポはおいしかった。
「もみじ饅頭」や「笹かまぼこ」のことは、ここで教わった。

で、次の日は、４人で行動。遊覧船に乗ったり、奥入瀬渓谷を見たりした。
十和田湖は、秋田県ともつながっている事やヒメマスで有名なことも、その時
分かった。午後３時頃に、広島の子と仙台の彼女とはお別れして、帰ってきた。

その後、広島の子と仙台の娘にも、手紙を送って、また、どこかで会いたいね
なんて、本当に当時の文部省から表彰されるような旅をした時に、この曲は
いつも、流れていた。

しばらく、休みました。奥さんに「洒落が分かんない人だね」と言われました。
私には、出来すぎの嫁なので、本当に怒ったりしてごめんなさい。

休み中、サブのブログを立ち上げました。「常州ドルフィンズ」やっぱり、２０代に
作った、軟式野球チームの名前です。読んで見て下さい。
新聞をネタに変なことばかり書いていくかも？洒落で、なんてね「アハッ」