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過去にもう一度 [少年時代]

今日は、四日ぶりに夜の運動にでる。花丸の8700歩オーバー。
風邪気味で休んでしまったので、これから、また、少しずつ距離を
伸ばしたい。でも、今日は、いっぱい汗をかいた。風邪は吹き飛んだかな?

さて、中国が大変です。ミャンマーもサイクロンですごい被害を受けている。
どうしたんだろう。世界規模的に天変地異だ。日本も対岸の火事でなく用心
が必要だろう。

ところで、一気に大学生時代に進んでしまった思い出日記。多分に記憶の断片が
蘇ることがある。そもそも、大学2年には、合宿生活だった新聞店から一人だけ、
アパートを借りてもらう栄誉を頂いた。
だけど、一人は寂しいよ。夜、一人になるとやはり、思い出すのは幼い頃のことだ。

小学4年生の時だと思う。気象クラブに入った。理由は、天気や星のことなど
にとても興味があった訳ではなく、日曜日や夏休みなど気象観測をすると、
先生からお小遣いがもらえるからだ。
どういう、仕組みだったかは分からないが、気象観測データを気象庁に報せる
課外学習の補助金が出ていたのだろう。現金には弱いから、子供は。

たいした金額ではなかったが、たまにもらえる200円くらいが、とても魅力的で
かつ、仕事の報酬として尊いものとして感じていた。

ある日曜日、たしか6月の梅雨の時期だった。気象クラブは当番制で日曜の観測を
することになっていた。だいたい、二人か三人で一組になり、気温・水温・湿度・雨量
水分上昇率を測っていた。その日は、僕と5年生の人と6年生の人の組の当番だった。

午前9時には、日付と天気を気象日誌に記入し、さっきの気温とか水温とか計測する。
ところが、9時になっても上級生達は来ない。雨がかなり降っていたこともあるが、僕
は仕方ないので、一人で観測を始めた。湿度や水分上昇率は4年生ではなかなか難
しい。だけど、一度は教わっていたのでなんとか記入する。

日誌には、三人で観測したように書いて、当直の先生に提出して、帰った。一人で
帰る道すがら、僕は思った。やっぱり、みんな僕のことが嫌いなのかなと。
なぜなら、その時が一番、円形脱毛症の症状がひどい時で、気象クラブでも一緒に
組んでくれる人がいなくて、無理矢理に先生が決めた感じで、まあ、ムリはいけません。

翌日、学校へ行くと、クラブの豊○先生が、僕のことを職員室に呼んだ。なんだろうと
思っていたら、いきなり怒鳴りだした。この先生のあだ名はライオンだった。
「こら、お前、昨日の観測記録、いい加減に書いたな!記録は嘘を書いてはダメだぞ」
って、僕は心の中で「嘘なんか書いてないのに、なんだよ」と思った。

担任が見かねて、「どうしたんですか」
ライオン「こいつが、嘘の記録をつけたんで叱っているんだ」
担任「おい、本当か。嘘を書いてはダメだぞ」
僕「・・・・・。」だって嘘なんて書いてないもの。
結局、ライオンは怒るだけ怒って、どこかに行ってしまった。担任に「もう、本当にダメね」
なんて言われて、なんかとても悔しかった。

それから、数日して、ライオンがまた僕を職員室に呼び出した。なんだ、また怒られるのか?
そしたら、いきなり「このまえは、すまなかった。よく、調べたらお前は嘘は書いてない」
「本当にごめん。悪かった」って何だよ。

実は、僕はまだ4年生だったから、蒸発とか難しい漢字が書けなかったし、意味も分からな
かった。記録には蒸発率とか記入するんだけど、それが、抜けていたし、一緒に来るはずの
上級生がいないのに、来たように書いたのが、先生には疑われたらしい。中にはいたのだ
観測に来てないのに、月曜日にいい加減に記録をつけている奴が・・・。

上級生たちが、本当のことを話したので、ライオンは僕に謝ったわけだ。
僕は、疑いが晴れたけど、モヤモヤっとした気分になった。

その上級生たちは、今は、市役所に勤めています。10億円も使い込みしなきゃいいけど。



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