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大型連休初日 [仕事]

ゴールデンウィークなんて呼び方は、誰が付けたのか?確か映画会社だったかな?
今日も僕たちの施設は、普通に営業している。ご利用者に休みは関係ない。
なんせ、「サンデー毎日」だからね。
仕事の質について、介護課長と話し合う、デイサービスの利用者は、まず、目的は
入浴、そして、お昼の食事とリハビリ、レクも楽しみにはしている。

流れ的には、毎日、午前9時半には、デイサービスにご利用者は来る。もちろん迎え
に行くわけだけど、みんな集まったら朝の会で「おはようございます」
軽く体操をして、入浴する人はお風呂へ、他の人は入浴する人は順番待ちだけど
入らない人は、テレビを見たり、手芸的なリハビリをしたり、でも、認知症の強い方
や身体的に障害の軽い方は、何もすることもないこともある。

そこで、何もしてない人たちへの、介護者のアプローチが少ないのではないかと、
相談する。どんな目的でデイを利用しているのか?やることに理解のない方には
何をしていただくか?考えてみよう。

方法はいくらでもあるけど、技術が必要になる。いくら、何かしましょうと言っても
やりたくないのはやりたくない。だったら、利用者に意識せずにしていただくことは
ないのかな?

例えば、下肢筋力の低下している方には、「○○さん、近くにあるハンガーを持ってき
てください」とお願いすれば、立って歩いて持って来なければならないから、少しは運
動になるわけで、声かけの工夫で、その方の目的は、少しは達成できる。

同様に、命令文を柔らかく、お願いしますとすれば、だいたいは、動いていただける。
認知症で理解力が低くなっている方には、具体的に手を貸してお願いする。
どうでしょうか?近いうちに研修会までいかなくても、話し合いは出来そうだね。

さて、今日は九ちゃんの話。そう、今は無き、天才歌手でもあり、伝説のエンタテナー
「坂本 九」この人の影響は、非常に強いものがある。
「因果は巡る糸車、巡り巡って風車」「本日、これまで!」

これって分るかな?そう、知っている人は知っている。「新 八犬伝」
昭和48年の4月から1年間放送された、NHKの人形活劇。400話以上あったと思う。
夕方、18:05から15分の放送。部活が5時半までに終われば、速攻で帰って、見てた。

挿入歌の「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」も九ちゃんが歌い、覚えましたね。難しい言葉
だったけど、辞書で意味も調べたよ。
物語の内容は、勧善懲悪の物語で、涙あり笑いありの感じ。滝沢馬琴の原作だ。
特に、九ちゃんのナレーションが良かった。さっきのやつ。

知らない人もいるかもしれないけど、九ちゃんは福祉の心がものすごくあった人で、
とってもすごい歌手なのに、気軽に施設訪問なんかしていて、楽しい歌をたくさん
歌って、障害のある子供たちや家族に、暖かい心と夢と勇気を与えていた。

「上を向いて歩こう」が、日本人では唯一、アメリカのヒットチャート誌ビルボードで
1位なった人だけど、その後も、永 六輔さん中村 八大さんと三人トリオですばら
しい歌を提供していた。

少し、人気に翳りがではじめたころからかな、あれは、「君が代」独唱の失敗も
あったころだろうけど、落ち込んだ時に、障害のある子供に勇気づけられたことで
その、恩返しにボランティアを始めたと記憶している。

笠間稲荷で結婚式を挙げたことや長島と同じ千葉県が出身だったこともあって、
その後も僕は大ファンだった。今でも、九ちゃんのアルバムは宝物だ。



1985年8月12日。僕は一生この日付を忘れない。
御巣鷹の慰霊碑にはいつか、行ってみたい。
九ちゃんは星になった
あれから、もう23年も経ってしまった。九ちゃんの年も随分と越してしまった。

昭和48年、僕は、こんな日がくることは、露とも知らず、八犬伝と水泳に熱中していた。


「本日は、これまで !」



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