ゴルフと野球

今でこそゴルフは、サラリーマンの必須のスポーツとして
定着し、大きなトーナメントには沢山のギャラリーが詰め掛ける。
特に、この時期はマスターズも開催され、週末はゴルフの方も
多いことでしょう。

この、ゴルフも昭和の初めの頃はゴルフ税が課せられたり
戦中は、敵性用語として言葉も制限されたりして、受難の時代もあった。
野球も確か、言葉の制限があったが、・・・。

ゴルフはあまりやらない。全然、上達しないから面白くない。
野球は、若い時は随分やったけれど、今は目が悪くなってから
球技はだめですね。

健康のために何か、運動はしないといけないのだけれど、去年は
今頃から、夜の散歩というか歩くことをしていた。６キロくらい早足で
歩く。そろそろ、また始めよう。

このブログのタイトルでもある、野球チームを作ったのは、昭和５７年
の春だったと思う。近所の友達や学校の友達を誘って、やりました。
早朝草野球だね。いつも９人は揃わなくて、対戦相手から借りたりして。

町のトーナメント戦にも出たけど、一度かな２回戦まで進んだのは。
負けることが多かったけど、たまに勝つと楽しかった。練習もしたけど
なかなか、これも集まりが悪くてね。

いちど、隣の市のチームと練習試合をしたんだけど、ヤジ合戦がエスカレート
して、本当の喧嘩になったりして、また、後輩が失敗して怒ったら、遊びで
やってんのに怒られても面白くないとか言われて、だんだんやらなくなった。

子供の頃、野球は巨人が強かった。王や長島の活躍に胸が踊ったね。
つまりは、読売テレビの作戦なのだけれど、野球中継といえば、４チャンネル
だったし、露出が多い分、強かったのもあるけど、贔屓になるし、後楽園に
一度は行ってみたかった。

昭和４４年は、夏の甲子園で青森の三沢高校と四国の松山商業の決勝戦が
１８回０－０で再試合、興奮したね。毎年、甲子園の試合は、テレビで見ていたけど
この年は、特に三沢の太田がすごい人気で盛りあがった。

前に書いた「シゲちゃん」は、松山という字の地名に住んでいたので、二人で松山
商業を応援していたら、兄から馬鹿にされたな。あそこは昔から強いんだから、三沢を
応援するのが当たりまえだとか言われた。

結局、松山商業が優勝するんだけど、

「連日の熱闘を見せてくれて、技量においても、また品位においても、本当の高校野球の良さ
を余すところなく発揮して頂いたことを、私は心からお喜び申し上げるとともに、厚く感謝の意を
表するものであります」‥‥これは、閉会式で佐伯審判委員長が両校ナインに対してかけた
ねぎらいの言葉です。球史に残る両軍の激闘は戦後スポーツ史の奇跡とされ、すでに“あの日”
から40年近い年月を経てもなお永く高校野球ファンに語り継がれている名勝負です。

と、全国高校野球のホームページにもあるが、その時にオンタイムに過ごせたことを感謝している。
とにかく、シゲちゃんと僕は喜んだな。兄たちに白い目で見られながら。自分が予想したことが
当たる事に少し、自信をつけた出来事でもあった。

今は、メジャーに行った松坂とＰＬの再試合や２年前の早稲田実業と駒大苫小牧の再試合を思い
出す人もあるんだろうけど、その頃の子供は、みんな甲子園に夢中になったんだ。
自分も甲子園に行こうと思ったし、行けなきゃ、自分に子供が男の子ができたら、野球をやらせて
甲子園に行かせたいなんて考えた男子は多いと思う。

その年の夏休みも終わり、４年生の秋にとんでもない事件が待っているとは、露知らず夏休みの
宿題をなんとかしないといけないと、一人夜中まで格闘する８月３１日の僕でした。

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